韓国・高陽市と姉妹都市提携へ　年内にも函館で

update 2010/10/28 14:17

　２５日から観光プロモーションで韓国を訪問している函館市の谷沢広副市長らは２７日、市と姉妹都市提携に向けて協議を進めている高陽（コヤン）市を訪問した。同市との会談で函館側が年内の締結を求めたのに対し、高陽側は年末にも同市のチェ・ソン市長が来函する意向を示し、この場で調印式が行われる見通しとなった。

　函館側は谷沢副市長のほか、高野洋蔵函館商工会議所会頭、吉田崇仁市議会議長らが同市を訪れ、キム・インジュ副市長と会談した。

　谷沢副市長はあいさつで、「ぜひ今年中に姉妹都市提携を締結するよう、協議を進めたい」と要請。高陽側も「具体的に進めていきたい」と応じ、１１月９日にもキム副市長ら４人が函館を訪問し、その後、年末をめどにチェ市長が来函する意向を示唆した。

　西尾正範市長は同日開いた定例会見で姉妹都市提携の時期について触れ、「できるだけ早くという思いはある。（１２月の）クリスマスファンタジーに来ていただければ」と期待感を示した。訪問団の一行は２８日に帰函する。

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