農業高校食彩フェア、自慢の野菜売り切れ続出

update 2010/10/25 10:29


 道南で農業を学ぶ高校の生徒が実習で生産、製造した商品を販売する「農業高校食彩フェア」が23日、イトーヨーカドー函館店(函館市美原1)で開かれた。大野農業高と桧山北高の生徒が手掛けた野菜や米、加工品などが会場に並び、早々に売り切れが相次ぐ盛況ぶりだった。

 高校の農業教育について広く知ってもらおうと、北海道産業教育振興会などが主催し、2005年から出来秋に合わせて開催している。6年目の今年は札幌や旭川、十勝など道内5地区で同時開催され、函館では両校の生徒約20人が参加した。

 野菜の価格が高騰する中、ハクサイやジャガイモ、カボチャなどが市価の半値ほどで買えるとあって、開店と同時に大勢の買い物客が訪れ、1時間足らずで完売した商品も。生徒らは大声で客を呼び込んだり、丹精込めてつくった商品を説明したりと、販売や流通の一端にも触れた。

 カボチャややソーセージなどを販売した安田幸誠さん(桧山北高3年)は「思ったよりも売れて自信になった。頑張った安全なものを喜んでもらえてうれしい」と笑顔。将来は食品関係の仕事に就きたいという三品栞さん(大野農業高2年)は「お客さんの反応が直接聞けて勉強になる。どうやったら売れるかを学ぶ貴重な機会になった」と有意義そうだった。

提供 - 函館新聞社


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