「飛鳥U」が函館港に寄港、船内見学会も

update 2010/10/24 16:23


 郵船クルーズ(東京)が運航する国内最大の客船「飛鳥U」(5万142トン)が23日、函館港に寄港した。接岸した港町ふ頭(函館市港町2)では歓迎セレモニーが行われたほか、公募で選ばれた市民らが船内の豪華な設備を見学した。

 飛鳥Uの函館への寄港は今年8月以来で、函館港に本年度入港する客船では最後となる。今回は17日に博多港を出港し、高知や清水港などを経由する9泊10日の日本一周クルーズの途中で、乗客約600人が乗船している。

 歓迎セレモニーで函館運輸支局の大関哲雄次長が「人情味あふれる函館で楽しい思い出をつくり、また何度も訪れてほしい」とあいさつ。ミスはこだての高橋千尋さんらから船長らに花束やいか踊りの法被などが贈られた。その後、乗客らは貸切バスやタクシーで函館観光に向かった。

 市民向けの船内見学会は100人の定員に対し、約1200人が応募する人気。抽選で選ばれた参加者は4班に分かれ、プールやラウンジなど船内に12階層ある豪華設備を見て回り、熱心に写真を撮るなどしてクルーズ気分を味わった。

 親子で見学した市内宮前町の小林弘子さん(78)は「まるでホテルのようで、リッチになった気分。至れり尽くせりで、今晩は思い出して眠れなさそう」と興奮気味だった。飛鳥Uは23日夜、ブラスバンド演奏やいか踊りの見送りを受け、次の目的地の秋田・船川港に向けて函館を出港した。

提供 - 函館新聞社


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