北陸銀行函館支店、番号札に西部地区の坂の写真

update 2010/10/23 11:45


 待ち時間に坂道探訪―。北陸銀行函館支店(函館市若松町、久保泰一支店長)は、窓口の受け付け順を示す番号札の替わりに市内西部地区の坂道の写真を載せた手作りカードを配り、順番待ちの来店客らを楽しませている。

 同行では地域密着や顧客満足度を高める狙いで、全国の店舗で窓口の利用者に手渡す「合札(あいふだ)」と呼ばれる番号札を工夫している。函館支店ではCS向上委員会のメンバーで話し合い、支店に近い西部地区の坂を紹介しようと企画した。

 A4版の札の表には西部地区にある著名な19本の坂や、坂を説明する柱のカラー写真を使用。同行の高橋幸恵さん(22)が人や車の少ない早朝を狙い、出勤前などに撮りためた。裏には受付番号とともに市の協力で柱の説明書きも添えた。計152枚を作り、今月19日から使い始めた。

 同行の佐藤史子主任は「サイズが大きいので待つお客さまを確認しやすくなった。少しでも楽しく待ち時間を過ごしてもらえれば」と話し、市観光振興課も「函館のPRにつなげてほしい」と期待する。来店した市内千代台町の女性(23)は「坂について意外に知らないことも多く、待ち時間も退屈しない」と話していた。

 このほか、市内にある同行の五稜郭支店(本町)、函館東出張所(中道2)でも函館ゆかりの歴史的建造物や美術品を紹介する独自の合札を昨年から採用している。

提供 - 函館新聞社


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