マルメロ 甘い香り

update 2010/10/20 14:41


 【北斗】市の特産品マルメロの収穫が19日、市営果樹園「マルメロかおりの里」(市渡)で始まった。たわわに実った黄色い果実がほのかに甘い香りを漂わせている。

 マルメロは、バラ科の植物で、洋なし型の果実は独特の香りがある。旧大野町時代に、町の特産品にしようと栽培が始まり、1991年に同果樹園が整備された。毎年3500個、約1トンの収穫が見込まれる。市農政課は「暑さの影響はなく、例年並みに良い出来」とする。マルメロは香りを楽しむ芳香剤として利用されているほか、市内ではジャムやワインなどの加工も進められている。

 この日は、市の職員や同果樹園を管理する函館広域森林組合の組合員らが、枝からマルメロをもぎ取り、ひとつずつ丁寧に磨き上げていた。同果樹園で収穫されたマルメロは23日から11月14日まで「せせらぎ温泉」(本町)でマルメロ湯に利用されるほか、市内の公共施設に設置される。

提供 - 函館新聞社


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