道南の3病院 総合内科医療養成研修センターに指定

update 2010/10/15 11:04


 【函館、松前、江差】道保健福祉部は14日までに、地域医療の担い手となる医師の養成に取り組む「総合内科医養成研修センター」に、道南の道立江差病院、松前町立松前病院、道南勤医協函館稜北病院を含めた16病院を指定した。

 道の地域医療再生計画に基づく取り組みで、指定期間は2014年3月31日まで。これら3病院では、道の運営費助成を受けながら、地域のかかりつけ医≠ニなる総合内科医の養成に取り組む。各地の医科大学を卒業後、医療機関などで後期臨床研修(約3年間)を行う研修医を受け入れる。離島や過疎地域の在宅医療をはじめ、住民への健康教育や健康相談など、幅広い能力を身に着けることができるよう研修プログラムを組むという。

 3病院は@後期臨床研修プログラムがあるA指導医を1人以上確保B総合内科に関する専門外来や病棟研修体制がある―などの条件を満たし、道から研修センターの指定を受けた。

 厚労省は昨年12月、道が提案した道内7地域の地域医療再生計画から、南桧山地域と北網地域の2計画を採択。交付金は両地域ともに25億円で、道は交付額のうち、南桧山は約13億円、北網は約10億円を総合内科医の養成のほか、地域への医師派遣システム構築などの全道事業に割り振った。

 道立江差病院では、道の南桧山地域医療再生計画に基づき、札幌医科大学や手稲渓仁会病院(札幌)と連携した総合内科医の研修体制を組む方針だ。

提供 - 函館新聞社


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