函館市や経済界関係者ら、25日から韓国へ観光プロモーション

update 2010/10/14 17:09


 函館市や地元経済界関係者が25日から4日間、観光客誘致を目的に韓国を訪問する。好調を維持している函館―ソウル便の安定運航などを関係先に要請する。また、市と姉妹都市提携に向けて協議を進めている高陽(コヤン)市も訪問し、締結に向けて弾みをつけたい考えだ。

 韓国への観光プロモーションは2006年のソウル便開設時から毎年実施しており、今回で5回目。

 市のほか市議会、函館商工会議所、函館国際観光コンベンション協会、函館山ロープウェイなどの関係者12人が訪問団を結成し、高野洋蔵函館商工会議所会頭が団長を務める。市は谷沢広副市長が副団長として参加する。

 現地ではソウル便を運航する大韓航空の本社や大手旅行代理店などを訪問する。ソウル線は世界同時不況からの回復傾向やウォン安の影響で、今年1―9月の搭乗率は82・6%(昨年同期は63・5%)と好調に推移。10月31日からは同線の使用機材が、現行の145人乗りから187人乗りへ大型化されることも決まっている。今回の訪問では「高搭乗率のお礼と、今後の安定運航を求める」(観光コンベンション部)としている。

 また、高陽市への訪問を27日に予定。同市との姉妹都市提携は今年1月に高陽側からの提案を受け、両市議会が同2、3月にそれぞれ合意する議決を行ったものの、高陽市長が6月の選挙で交代したことで事務調整が遅れ、当初8月に計画していた調印式がずれ込んでいる。

 訪問ではキム・インジュ副市長が対応するといい、函館側は「年内の提携締結に向け、話し合いの進展に期待したい」とする。

提供 - 函館新聞社


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