函館商工会議所、副会頭に佐藤、永井氏

update 2010/10/14 17:07


 函館商工会議所(高野洋蔵会頭)の次期会頭に内定している松本栄一副会頭は、新たな副会頭に佐藤木材工業(函館市昭和4)の佐藤祐幸会長(69)と、ソフトウエア開発のエスイーシー(同末広町22)の永井英夫社長(58)を起用する方針を固めた。11月1日に予定している臨時議員総会で正式に決まる。松本氏を除く現在の副会頭3人のうち、森川組の森川基嗣社長は退任、函館空港ビルデングの木村孝男社長と、イシオ食品の石尾清広社長は留任の方向。

 佐藤氏は、創業者で父親の故久雄氏の跡を継ぎ1987年に社長に就任。ツーバイフォー工法の建材やパネル生産などで成長を遂げ、現在は北斗市や苫小牧市、東北地域などに幅広く事業を展開している。

 永井氏は死去した沼崎弥太郎前社長の後任として2009年5月に社長に就任。IT関連の先端企業として斬新なアイデアで躍進を続け、技術分野においては国内外で高い評価を受けている。

 松本氏は13日、函館新聞の取材に対し「12日夜に両氏に個別に(副会頭への就任を)打診し了解を得た。両企業とも国内全域に幅広い視野を置いた事業展開をしていて、函館の経済界が置かれている閉そく感を打ち破ってくれることに期待している。5年後の北海道新幹線の新函館駅開業に向けて、函館商工会議所が果たさなければならない役割に対応できる新体制の顔ぶれになったと思う」と話している。

提供 - 函館新聞社


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