畜産パッケージセンター稼働へ

update 2010/10/13 11:35


 昨年11月に業務提携した食品スーパーの魚長(函館市西桔梗町589の54)と、道内スーパー大手のコープ札幌(札幌)は、13日から肉類などパック商品を生産する「畜産パッケージセンター」(同589の279)を稼働させる。これによって両社による商品仕入れや配送の統一化が進み、大きなコスト削減が期待される。

 同センターは、両社の協同出資会社であるドリームファクトリー(佐藤健二社長)が、コープの所有していた建物を約1億円かけて改装。約600平方メートルの広さで、食肉のパック詰めなどを行う。当初は魚長3店舗、コープ3店舗のみが実験店舗として出荷の対象としており、来年7月までに函館地区全31店舗へ対象を拡大する予定。全店舗対応時の生産規模は1日平均1万7500パックで年間出荷金額は17億8200万円を想定している。

 これまで各店舗内で行っていた作業を集中化することで生産規模の拡大や店舗作業の削減が図られると同時に、集中管理よる食品の安全性や品質向上にも期待がかかる。

 このほか、畜産・水産物、日配品、惣菜・米飯類に関しても13日から物流業務の統合を本格化させる。農産物に関しては両社が独自の集荷・振り分け体勢をとっているため準備が遅れているが、こちらも来年以降の統一化を目指しいきたいとしている。

提供 - 函館新聞社


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