道南でも温暖化防止アクションデー

update 2010/10/11 15:28


【北斗】大気中のCO2(二酸化炭素)濃度を目標値の350ppmに近づけるための行動を一斉に起こす「世界同時温暖化防止アクションデー」が10日、188カ国7189か所で実施された。道南地域では北斗市のきじひき高原でブナの植樹を行ったほか、植樹場所までの移動に電気自動車「i―MIEV」を使用し、環境への配慮をアピールした。

 植樹を行ったのはNPO法人南北海道自然エネルギープロジェクト(ピーター・ハウレット代表)と函館ラ・サール高環境問題研究会のメンバーら15人。参加者は集合場所であるJR渡島大野駅から電気自動車に乗ってきじひき高原のキャンプ場付近まで移動。ブナの苗木100本を植樹した。

 札幌出身で現在は函館で環境活動に携わっている前田こゆきさん(20)は「ハウレット代表の活動に賛同して参加した。ここで行った植樹はわずかだが、世界各国が一斉にアクションを起こしていることは素晴らしい」と話した。

 ハウレット代表は「きじひき高原を植樹場所に選んだのは、将来この場所に大型風車を設置し、新幹線開通後の新函館駅から現函館駅まで、風力発電を利用したシャトル列車を走らせることを提案したいから。今日がその夢の実現への第一歩になってほしい」と訴えた。

提供 - 函館新聞社


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