地方卸売市場でまつり、出来秋を満喫

update 2010/10/11 15:27


函館市青果物地方卸売市場の「秋の市場まつり」(実行委主催)が10日、函館市西桔梗町589の同市場で開かれた。市場野菜の詰め合わせの無料配布や競りを体験する催しなどが行われ、多くの市民が出来秋を満喫した。

 昨年4月に中央卸売市場から地方卸売市場に転換したことを記念して企画し、市場の役割を知ってもらうとともに青果物の消費拡大につなげる目的。昨年実施する予定だったが、新型インフルエンザの影響で中止となったため、2年越しの開催となった。

 バナナやタマネギが入った詰め合わせの配布は午前9時半から先着1000人に整理券が配られたが、10分ほどでなくなる人気ぶり。ジャガイモやブドウなどの激安販売も多くの人でにぎわった。

 野菜や果物の競りを体験する「もぎせり」にはトマトやダイコン、ナスなどが出品され、卸売業者が「1000円!」「1100円!」と威勢よく叫ぶと、集まった参加者が手を上げたり、お札を掲げるなど、本番さながらの活気に満ちていた。

 市内本通から訪れた斉藤希和子さん(63)は、競りでキュウリ1箱を落とし「最初はどうやったらいいか分からなかったが、思わずお札を上げました。とても楽しかった」とホクホク顔だった。

提供 - 函館新聞社


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