道南食材使った逸品料理堪能 フードフェスタ

update 2010/10/9 15:36


 道南食材を使った料理で地域の魅力をPRする「第5回はこだてフードフェスタ」(実行委主催)が8日、五島軒本店(函館市末広町4)で開かれた。市民ら約100人が参加し、フランス料理のフルコースに仕立てられた地元の新鮮食材に舌鼓を打った。

 同フェスタは地産地消や道南食材の知名度アップを目的に、道中小企業家同友会函館支部が中心となって企画。道南の農業者や食品製造業者、流通業者らでつくる実行委が2006年から5カ年計画で函館・近郊で開催し、昨年の第4回は初めて東京にも進出した。

 今回のメニューは函館短大付設調理師専門学校の下野茂校長と五島軒の佐々木政則総料理長が考案。近海の魚介類をトマトに詰めた前菜や、アワビを洋酒で蒸した魚料理、道南産牛ヒレ肉を香味野菜と赤ワインで蒸した肉料理など、手間をかけながらも素材の味を生かした逸品が次々と登場。参加者は使用食材を確認しながら、しっかりと味を確かめていた。

 はこだて未来大の鈴木克也教授は「道南の食材には対外的にアピールできる潜在能力があることがよく分かった。今後もこのようなイベントを通して、地産地消の意識を高めていってほしい」と話していた。

 金子宏実行委員長は「関係者の皆さんが5年間一生懸命に勉強した成果が、今日で一つの実を結んだ。来年以降も違った方法でこの取り組みを継続していきたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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