秋サケ漁豊漁願う

update 2010/10/9 15:35


 【北斗】秋サケ漁の豊漁を祈願する「茂辺地大漁祈願祭」が8日、茂辺地漁港で行われた。矢不来天満宮の「鮭之碑」をお参りし、上磯郡漁協はまなす支所前で神事を執り行なった。漁業関係者ら約50人が玉ぐしをささげ、定置網のある沖合でお神酒を流し、操業の安全と豊漁を願った。

 茂辺地地区の秋サケ漁は9月上旬に始まっているが、例年、回遊量が増えて漁が本格化するこの時期に祈願祭を行っている。祈願祭には漁業関係者のほか、高谷寿峰市長らも参列した。神事の後、茂辺地小学校児童21人も漁船に乗り込み、沖合に出発。あいにくのしけで、パレードは行われずに3隻のみの出港となったが、海上でも宮司が祝詞を上げて、安全と豊漁を祈願した。

 茂辺地漁業振興会の池田和夫会長(78)は「全道的に言われているように近年にない水温の高さで、これから水温が下がれば、サケの大きさも形もそろって次第に良くなっていくだろう」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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