手帳・カレンダー商戦始まる

update 2010/10/9 15:35


 函館市内、近隣の文具店や書店では、2011年版のカレンダーや手帳が売り場に並び始め、消費者志向をとらえた商品の数々が店頭を飾っている。

 近年は、9月下旬のシルバーウイーク(大型連休)を避けてメーカー側が早めに出荷する傾向があり、手帳などの売り出しも前倒しで早まっている。

 函館市美原1のメガドンキ内にある北文舘(鈴木正樹代表)は9月下旬からカレンダーや手帳の売り場を開設。

 手帳については8月下旬から一部売り出し、特に女性向けのキャラクター物や、「シェル」「キャスキッドソン」などのブランド物が好調だ。10代、20代、ミセスと幅広い層で人気を集め、鈴木代表は「共働きの世帯が増え、パートなどで働く主婦層がスケジュール管理のため購入している」と話す。

 カレンダーは壁掛けや卓上式のものをそろえ、価格は500円から3000円前後。犬や猫などかわいらしい動物のカレンダーが近年の売れ筋。来年の干支(えと)のウサギも並び、犬については「プードル」「柴犬」など犬種ごとに販売。風光明美な風景、情景の写真が入ったものも根強い支持を集め、「最近は不景気でカレンダーを配る企業が少なくなり、購入者が増えている。インテリアの一部として、こだわって選ぶ人もいる」と鈴木代表。

 このほか、北海道日本ハムファイターズ関連やタレント物もあり、これから販売予定の女性アイドルグループの「AKB48」がヒット商品になりそうだ。

 北斗市七重浜2の石田文具(石田光広社長)では、ビジネス用の手帳を中心に品揃え。価格はサイズによって異なるが、1000円前後から2000円以内が主流。時間単位でスケジュールを記入できる「バーチカルタイプ」の手帳が売れ筋で、書類のサイズに合わせてA4判サイズやノートブランド「キャンパス」と同じ表紙、紙質の手帳も並ぶ。

 後藤理香店長は「年ごとに手帳を変える傾向のある女性に対し、男性は気に入った物を長く使い続ける」と話す。

 手帳を機能的に使うために付せんやラベルなど付属品のニーズも高まっていて、女性向けのかわいらしいデザインの入ったラベル類も人気を集めている。

提供 - 函館新聞社


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