食品元気まつり最終回 来場6000人

update 2010/10/4 23:56


 旬の農水産物や加工品を格安で販売する「第11回食品元気まつり」が3日、函館市豊川町の市水産物地方卸売市場で開かれた。今年で最後となるイベントには、過去最多の約6000人が来場。小売店主らの威勢のよい掛け声が響く中、特売の食材や料理を買い求める大勢の人でにぎわった。

 水産物や食肉、製めん、パンなど函館・近郊の小売業8団体でつくる函館地域食品商業活性化協議会(宮川照平会長)と函館市の主催。大型スーパーなどに押され気味な小売店の対面販売の良さをPRしようと、1998年から毎年この時期に開催し、今回で一区切りを打つことにした。

 会場には鮮魚や肉、野菜、果物などが並び、一匹2000円の紅ザケや5枚で300円の活ホタテなど通常より2割から5割ほど安い商品も。それぞれの売り場の前には列が絶えず、実演販売の毛ガニの半身が入ったカニ汁(200円)や、生マグロの解体ショーも人気を集めていた。

 宮川会長は「来場者から今後も続けてほしいと言われると胸が熱くなる。イベントを機に魚屋や八百屋、肉屋といった『屋』のつく専門店ならではの温かみを感じてほしい」と話し、来場した市内千歳町の村田富重さん(76)は「初めて来たが、見てよし、食べてよし、買ってよし。どれも安いので目移りしてしまう」と笑顔だった。

提供 - 函館新聞社


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