旬のサケ 長い列
update 2010/10/4 23:56
函館市南茅部地域の尾札部黒鷲漁港で3日、「第10回南かやべとことん浜味祭り」(実行委主催)が開かれた。格安の鮮魚販売にサケ鍋や炭火焼き、魚のつかみ取りなどが行われ、大勢の市民らが秋の味覚を満喫した。
今年はサケ漁の不調で、当日販売ができるかどうか心配されていたが、この日の水揚げは大漁。850匹を雄1500円、雌2500円で並べ、約1時間でほぼ完売する人気だった。
イカやヒラメ、アジ、サバ、ホヤなども50円から1000円前後で販売。漁協女性部が腕をふるった、みそ仕立てのサケ鍋も好評で「今日はお客さんに感謝をする日。利益度外視なので、たくさん買って食べて」と漁師の威勢のいい掛け声が響いた。
午前7時に湯浜町の自宅を出発したという会社経営、和崎貴行さん(37)は「サケを6本買ったので、知り合いにも届けたい。イクラが楽しみ」。南かやべ漁協幹部は「大勢の来場で本当にありがたい。サケの水揚げも良くなりつつある。この浜味祭りのにぎわいと勢いをそのまま、今後の漁に反映させたい」と話していた。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。