江差追分全国大会が開幕
update 2010/9/18 12:14
【江差】かもめの鳴く音にふと目を覚まし あれが蝦夷地の山かいな―。哀愁を帯びた音調が聴衆の心を打つ、第48回江差追分全国大会(主催・江差追分会など)が17日、江差町文化会館(茂尻町71)で開幕した。19日までの3日間にわたり、総勢404人の出場者が追分日本一≠フ栄冠に挑む。
同日は162人が出場する熟年大会、189人が出場する一般大会の予選会がスタート。出場者は念願のひのき舞台で、万感の思いを込めた追分節を披露した。会場に詰め掛けた観客は、日本民謡の最高峰に位置付けられる江差追分の世界に酔いしれた。
大会2日目の18日は午後8時過ぎまで予選会を行い、一般50人・熟年25人の決選会出場者が決まる。同8時15分からは、町内の子供たちによる江差追分大合唱をはじめ、昨年の少年・熟年優勝者による江差追分の発表を行う。最終日の19日は、54人が出場する少年全国大会と熟年・一般大会の決選会を行う。結果発表は午後7時ごろ。優勝旗を手にした今年の優勝者が感動の歌声を披露する。
18日は入場無料。19日の決選会入場券を兼ねたプログラムは2300円。大会期間中はインターネット中継(http://www.hakodate.or.jp/oiwake/)も行う。問い合わせは大会本部рO139・52・1162へ。
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