戸倉中で植樹会、校庭を緑豊かに

update 2010/9/18 12:14


 環境緑化の大切さを学ぶ植樹会が17日、函館市戸倉町の函館戸倉中学校(矢本秀美校長、生徒326人)校舎周辺で開かれた。1年生103人が地域住民らとツツジを植えたほか、野鳥のための巣箱も設置し、心地良い汗を流した。

 同校の中庭をたくさんの花木で盛り上げようと、渡島みどりネットワーク(武下秀雄代表)と同校などが主催。植樹会は1年生の「総合学習」の一環で、武下代表は「来春にツツジが咲けば道行く市民らの心を和ませることができる。小さな活動だが、地球温暖化の抑止につながることも覚えてほしい」とあいさつした。

 生徒たちはグループに分かれ、エゾヤマツツジとヨドガワツツジの苗木(約60センチ)計54本を植え付け、根と土にすき間ができないよう丁寧に土をかぶせた。スズメやシジュウカラなどの野鳥が集まるようにと巣箱10基も設置。最後は「戸倉ヶ丘の森」との記念看板を立て、緑豊かな中庭になるよう願った。

 参加した山崎恭弥君(12)は「植樹は初めて。校庭が美しくなるのはいいことだし、仲間と協力して活動できたのが楽しかった」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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