ツール・ド・北海道 函館で開幕 競輪場で初の疾走
update 2010/9/17 14:30
国内最高峰の自転車レース「ツール・ド・北海道2010」(ツール・ド・北海道協会、日本自転車競技連盟主催)が16日、市営函館競輪場で開幕し、開会式に続いてプロローグ(個人タイムトライアル)を行った。同レースが函館市内で開かれるのは2004年以来6年ぶりで、同競輪場では初めて。市民らが、バンクを全力疾走する選手に声援を送っていた。
24回目を迎えた今大会はオーストリアほか海外からの3チームに国内の企業、大学などを加えた計19チーム94選手が出場。20日までの5日間、道南から道央にかけての計25市町村で、計636`を駆け抜ける。道南を走るのは厚沢部町などを走行した07年以来3年ぶり。
開会式では同協会の綿貫民輔会長が「自然豊かな北海道で力を発揮することを期待している」、西尾正範函館市長は「本道で唯一の函館競輪場で開かれることに感謝する。明日から沿道の観客にスピード、パワーを見せてほしい」とあいさつし、道地域選抜の山本幸平選手が力強く選手宣誓をした。
プロローグは全選手が800b(2周)で競った。来場者は歯を食いしばって力走するのを間近に見て、好記録が出ると拍手を送っていた。この日は、西谷泰治選手(愛三工業レーシングチーム)が53秒01(時速53.0キロ)で優勝した。
第2日の17日はロードレースの第1ステージが行われ、午前9時半に北斗市総合体育館前をスタート。国道227号の中山峠を走り、江差、乙部町を経て後志管内寿都町でゴールする(計218キロ)。これに伴い、選手通過予定時間は通行規制が行われる。
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