ラ・サール高の新寮が落成 完成祝う
update 2010/9/12 12:09
函館ラ・サール高校(フェルミン・マルチネス校長、生徒569人)の新高校寮(函館市日吉町1)の落成式が11日、同校で行われた。教職員や同窓会、PTAなどの関係者が完成を祝うとともに、学校のさらなる発展を願った。
高校寮は建設から約40年が経過し、施設の老朽化が進んでいたことを受け、今年の開校50周年記念事業の一環として昨年5月から建設工事が進められた。新寮は鉄筋コンクリート造り5階建てで、延べ床面積8045平方メートル。総事業費は13億6500万円。定員450人で、全92室ある4人部屋のほか、2階には60人が生活できる大部屋を配置し、寮の歴史を継承した作りとなっている。
午後5時からは寮正面に設置された銘板の除幕式が行われた。同校を運営する函館ラ・サール学園のアンドレ・ラベル理事長ら3人がテープカットを行い、在校生とともに緑色のシートを外すと、縦1・6メートル、横1・2メートルの銘板がお目見え。出席者が次々と記念撮影を行った。
その後、ホテル法華クラブ函館に会場を移して落成式と祝賀会を行い、約60人が出席した。ラベル理事長は「保護者や同窓会の協力のおかげで立派な寮ができた。寮生には我が家のように、大切に使ってほしい」と話していた。
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