日吉が丘小金管バンド部 初の全国コンクールへ
update 2010/9/11 10:56
函館日吉が丘小学校の金管バンド部(黒島歩部長、部員47人)が、4日に札幌で行われた道吹奏楽コンクールに初出場で金賞を受賞し、同時に初の東日本大会出場の切符を手にした。同校始まって以来の快進撃に関係者は沸き、部員一同が次の大舞台で力を出し切ることを誓った。
7月下旬の函館地区大会では、創部30年にして初めて全道大会への出場権を獲得。初出場となった全道でも金賞を取り、10月10日に東京で開催される事実上の全国大会「第10回東日本学校吹奏楽大会(主幹・東京都吹奏楽連盟)のコンクール部門(11団体が出場)に出ることになった。
道大会について黒島部長は「大きな失敗がなく、目指していた感動的な演奏ができました」と振り返る一方で、「他の学校の演奏が素晴らしくてあまり自信はなかった」という。東日本に進めるとわかった時は「すごくうれしくて、応援してくれた家族や地域の人、先生への感謝の気持ちでいっぱいになった」という。
練習は朝と放課後がそれぞれ週に4回ずつと、土曜日午前に行っている。演奏するのは「ディオゲネス」(デ・ハーン作曲)。拍子が変わる特徴がある曲で、今後の課題は「テンポを完ぺきにすること」(黒島部長)だ。顧問の古川典之教諭は「道大会ではスピード感とリズムが高評価を受けたが、緊張していたのかおとなしかった」として、「のびのびとした演奏にしたい」と話す。
快進撃に同校の鳥羽栄治教頭は「努力が実った」と喜び、「感謝の気持ちで常に最高の演奏を目指し、東日本でも良い成績を残してほしい」と期待している。
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