函館中央病院の三橋さん、道南3人目の看護管理者に

update 2010/9/2 11:01


 函館中央病院(函館市本町33、橋本友幸院長)の副看護部長、三橋鈴代さん(48)がこのほど、日本看護協会(東京)の認定看護管理者試験に合格し資格を取得した。同道南では3人目の資格取得者で、三橋さんは「先輩や同僚らに支えられ資格を取ることができた。学んだことを基本に当院に合った看護管理の実践に努めたい」と話している。

 同管理者は同協会の教育課程を一定以上修了しているほか、看護部長や副看護部長など管理職に相当する役職に一定期間務めていることが受験資格の要件。資格を取ることで、管理者としての優れた資質、組織を発展させる能力がある者とみなされ、質の高い組織的な看護や、地域の保健医療福祉の向上に向けて中心的な役割を担う。

 5月下旬、東京で試験が行われ、このほど、合格通知が届いた。

 高橋さんは看護学校卒業後の1983年4月、同病院に就職。副看護師長、看護師長を経て2003年11月から副看護部長を務め、05年10月から医療安全管理室長を兼務。08年には感染管理分野の認定看護師の資格も取得している。

 三橋さんは「質の高い看護サービスを提供していくという理念を着実に具現化していきたい」と意欲を新たにしていた。

提供 - 函館新聞社


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