山車会館 国道沿いに看板新設
update 2010/4/3 13:57
【江差】25日のオープンを予定している「江差山車(やま)会館」(中歌町193の3)をアピールする新しい看板が、国道228号沿いの江差追分会館前に設置された。
看板には「江差山車会館」と隣接する「江差追分会館」の名称を掲げた。山車会館は360年以上の歴史がある姥神大神宮渡御祭に参加する、町内13基の山車を交代で展示。毎年8月に山車の入れ替えを行う予定という。
最初に展示されるのは「松寳丸(まつほうまる)」(陣屋・海岸町)と「神功山(じんぐうやま・じんこうざん)」(愛宕町)の2基。江戸中期に建造された松寳丸は、町内では唯一の舟形山車で道指定有形民俗文化財に指定されている。神功山も1754年の製作とされる、神功皇后の人形や付属品が同文化財になっている。
町は25日午前10時から、山車会館で落成記念式典を行うほか、27日まで町民を対象とした無料開放も予定している。山車会館は江差追分会館に併設。追分会館の入館料(大人500円、小中高生250円)で双方の展示が見学できる。
提供 - 函館新聞社
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