「恵山コミュニティセンター」がオープン
update 2010/4/2 12:29
函館市恵山地域の市民・文化活動の拠点となる「恵山コミュニティセンター」(日ノ浜町154)が1日、オープンした。同地区では初の大型公共施設で、開所式には西尾正範市長ら市関係者のほか多くの地域住民が出席し、地域の悲願だった新施設の完成を祝った。
同センターは、老朽化が著しかった日ノ浜会館を解体し、恵山地域のコミュニティの充実と活性化を図る目的で新設された。建物は鉄骨造平屋建てで、延べ床面積832平方メートル。総事業費は3億170万円で、合併特例債も活用した。ステージが付き、コンサートなどが行える集会室をはじめ、研修室、調理実習室と和室2部屋を備え、幅広い用途に対応できる。
午前11時半から行われた開所式には約120人が出席。西尾市長は式辞で「(旧4町村との)合併から5年にして、地域の拠点となるセンターの完成をみんなで喜び合いたい。社会教育や文化活動を進める上で住民が集まり、地域活性化に大きく寄与していけると思う」と述べた。同センターの指定管理者となった恵山地区町会連合会の野呂繁義会長は「完成を待ちわびていた。大規模集会の開催が可能になり、文化団体の活動も盛んになると期待している」と喜びを示した。
西尾市長、吉田崇仁市議会議長らがテープカットを行った後、出席者は施設内を見学し「明るくていい」「モダンな作りだ」と大喜び。恵山女性会の大坂栄勢会長(67)は「広々としていて、とてもいい施設と感じた。いろいろなことに使えそうです」と笑顔で話していた。開館時間は午前9時―午後9時(月曜日と年末年始は休館)。
提供 - 函館新聞社
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