マグロ豊漁安全祈願…はえ縄漁業船団

update 2010/3/28 16:36

函館市戸井地区などの漁業者で組織する津軽海峡マグロはえ縄漁業船団(海津千代勝総船団長)は27日、函館市梁川町16の道了寺(武山正温住職)でマグロ供養祭と海上安全、大漁祈願祭を行った。37の漁船に乗る82人が参加し、豊漁、安全を祈った。

 毎年の恒例行事で、今年から湯川町の善宝寺から同寺に本尊薬師如来と、海の神である竜王尊を移し、新たに行われた。武山住職がマグロ供養の祈りをささげた後、船員1人1人が、祭壇に上がり、手を合わせて供養を行った。その後、武山住職が37の船名と船長、乗組員の名前を読みあげ、海上安全と大漁を祈願した。

 海津総船団長は「海上の安全がなければ、漁を続けることはできない。何よりも安全が大切」と強調し、「気持ちを込めて大漁を祈願した」と語った。

 また、25日に閉幕したカタールのドーハで行われていたワシントン条約締約国会議でクロマグロの国際取引禁止が否決されたことについて、「直接的な影響はない」としたうえで、「年々クロマグロの漁獲量が減ってきているのは事実。少ない資源を、どう生かしていくかを考えていかなくては」と話していた。

提供 - 函館新聞社




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