26、27日に「れんばい横丁」 中島廉売火災受け募金箱設置
update 2010/3/26 14:07
中島廉売(函館市中島町)で16日に起きた火災。被災した4店舗の復興に向け、市民有志が立ち上がった。26、27日に旧かしま薬局で開かれる「第16回中島れんばい横丁」=実行委員会(能登正勝委員長)主催菔に募金箱を設置。飲食店経営者や障害者支援団体など多彩な顔ぶれの実行委は「人情味あふれる中島廉売のために、皆さんの善意を」(島信一朗会長)と来場を呼び掛けている。
一昨年末の初開催以来、16回目を数える中島れんばい横丁。島会長は「れんばい横丁は地域の人の支えがあって成り立っている。今回の火事の後、何か協力できないかと考え、募金箱設置を決めた」と話す。集まった募金は、中島町商店街振興組合からの見舞い金と合わせて復興に利用される。同組合の二本柳秀樹理事長は「地域で助け合い、よりきずなを深めたい」と話す。
島会長は「中島廉売は函館からなくしてはならないコミュニティ」とした上で、今回の火事が契機となって「この地域がより元気になってほしい」と期待を込める。
当日、会場では飲食の屋台を出店するほか、音楽イベントやライブが行われ、これらの出演者も被災店舗の復興をステージ上から呼び掛ける。実行委員の一人は「函館に住んでいる人には何かしら思い出がある場所だと思う。少しでも力になりたい」と話していた。二本柳理事長も「被災した店舗は地域の仲間。力を合わせて活気を取り戻したい」と意欲を見せる。
中島れんばい横丁は26、27両日ともに午後2時から午後10時半(オーダーストップは同10時)まで開催。
提供 - 函館新聞社
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