渡島信金・札幌支店10月に開設
update 2010/3/26 14:06
【森】渡島信用金庫(森町御幸町、伊藤新吉理事長)は25日、道南以外で初進出となる札幌支店について、札幌市中央区北2西3のJR札幌駅前に10月12日に開設すると発表した。支店内には道南の特産品の展示販売する無償の催事スペースを設け、地域の魅力発信や産業振興につなげたい考え。
同信金の札幌進出は、来年の創業100周年に合わせた記念事業の一環。昨年の通常総代会で営業地区の拡大が承認され、同信金は2月下旬、昨年末に申請していた金融庁の認可を受けた。同信金の新設店は2006年に開設した赤松街道支店(七飯町)以来約4年ぶりで、14カ所目の営業拠点となる。
札幌支店はJR札幌駅から徒歩3分の好立地にあり、以前は別の金融機関が入っていた敷島ビル1階に入居する。支店長には同信金の佐藤広子常勤理事が就き、当初は10人程度の職員が業務に当たる。店舗面積は約3300平方メートルで、このうちロビーを含む半分程度を道南特産品の“アンテナショップ”として活用するという。
同信金は今春にも「南北海道地産物流協同組合」(仮称)を立ち上げ、道南全域から募った会員企業に店舗の一角を無償で提供。毎月2回、地元の旬の食材や加工品などを販売する催事を開く計画だ。伊藤理事長は「社会貢献として札幌と道南の物流、経済の懸け橋となり、地場産業の活性化をサポートしたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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