江差追分全国大会　日和さん（小樽市）日本一　熟年は江差の小梅さん【江差】

update 2009/9/21 12:40

　【江差】第４７回江差追分全国大会（主催・江差追分会など）は２０日、町文化会館で決選会が行われ、小樽市の会社員日和義貴さん（３１）が＝札幌南支部＝が��追分日本一�≠ﾌ栄冠に輝いた。熟年大会は江差町の小梅洋子さん（６７）＝声友会＝、少年大会は大阪府八尾市の植田玲奈さん（１５）＝大和菊華会＝が優勝した。

　「忍路高島　およびもないが　せめて歌棄　磯谷まで」。江差追分の数ある歌詞から、ふるさとの海が舞台の��忍路�≠�選んだ日和さん。「生まれも育ちも小樽です。だから忍路にこだわりました。江差に着いてからはずっと海を見ていました」。民謡歴は小学校入学前にさかのぼる。一時は歌の世界を離れたが「１０年前に自分の気持ちで再出発しました。民謡の王様と言われる江差追分を本気で取り組みたかった」。１０年間で頂点を極めた日和さんは「初心に戻り江差追分の魅力を多くの人に伝えたい。これからが本当の勉強です」と、熱っぽい言葉で抱負を語る。

　１―１０位入賞者は次の通り（かっこ内は所属支部、敬称略）。

　【第４７回江差追分全国大会】�@日和義貴（札幌南）�A福士優子（千歳）�B西川俊昭（乙部鴎翔会）�C黒森このみ（札幌南）�D杉本武志（菊水会）�E大沢理絵（静内）�F新保真智子（幌別）�G間島正晴（札幌白石）�H東真喜子（乙部鴎翔会）�I佐竹春敏（滝川）

　【第１３回江差追分熟年全国大会】�@小梅洋子（声友会）�A小野寺安喜（東京練馬）�B榎本弥惣七（網走声友会）�C畠山桂星（安平町清志会）�D大柳宣之（大阪金剛）�E木田弘（札幌東白石）�F奈良たか子（帯広）�G菅井妙子（札幌ライラック会）�H細木利良（大平原）�I本多充枝（静内）

　【第１３回江差追分少年全国大会】�@植田玲奈（大和菊華会）�A田村つくし（かもめ会）�B田村ひより（同）�C須藤栞（菊水会）�D大木風香（札幌白石）�E中島弥生（かもめ会）�F福田花梨（厚沢部美和）�G田中菜々（菊声会）�H須藤泰道（菊水会）�I藤元美沙（旭川中央）

提供 - 函館新聞社

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