民営化の学童保育所運営へ準備着々…市連協
update 2010/3/23 12:57
函館市内の学童保育所でつくる市学童保育連絡協議会(=市連協、加藤尚巳会長)の学童クラブ運営委員会(高田恵美子委員長)は、4月から民営化される2カ所の学童保育所を運営する。現在は採用した指導員の研修会を始めるなど、開設に向けた準備を進めている。
学童保育は、共働きや一人親家庭の子どもたちが放課後を過ごす場所。2009年4月現在で公営4カ所に115人、民営38カ所に1196人の児童が在籍する。公営は青柳小、北星小、上湯川小の各校舎内と日吉が丘児童館内に開設されていたが、10年4月から民営化され、いずれも校舎内で運営される。
市連協は30年前に発足し、市内21の学童保育所が加盟する。今回、組織内に学童クラブ運営委員会を立ち上げ、北星小の「こばとクラブ」と上湯川小の「すずらんクラブ」の2カ所の学童保育所を運営することになった。新たに指導員6人を採用し、各学童に専任指導員1人、パート指導員2人を置く。
弥生町の学童保育所「ちびっ子クラブ」の指導員を30年近く務めた運営委員長の高田さんが指導員研修を担当。初回は学童保育のあらましから活動意義、仕事内容などを経験談を交えて説明。高田さんは「子どもが放課後、学童保育で受け止められているという安心感が大事。学童保育が働く保護者にとってもよりどころになるよう、保護者と一緒にやっていける学童保育にしたい」と話していた。入所児童を募集中で、問い合わせは同事務局(わんぱくクラブ内)TEL0138・54・5521。
提供 - 函館新聞社
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