市交通局展示披露会 超低床電車に興味津々

update 2010/3/22 15:45

 函館市交通局は21日、超低床電車「9602号車」の展示披露会を駒場町の駒場車庫構内で開いた。市民ら約100人が来場し、初めて一般に公開された真新しい車両内部を興味深そうに見学した。25日から営業運行する。

 「9602号車」は交通局が3年ぶりに導入した超低床電車で、現行のらっくる号と同型。障害者だけでなく、幼児から高齢者までが利用しやすいユニバーサルデザインが特徴だ。

 参加者は同車庫構内に留置された同車両の中に入り、いすに座って内部を眺めたり運行中は触れない機材に触れたりしたほか、車内や外観をバックに記念撮影をするなどして思い思いに楽しんでいた。車内に常駐していた係員の機材説明にも、多くの参加者が集まった。また会場で特別販売された、同車両仕様のぜんまい式ミニカーはほぼ完売するなど人気を集めていた。

 市内に住む祖母と来場した岩谷駿来君(9)は「とてもおもしろかった。運転席の機材がかっこいいと思った」と目を輝かせ、妹の茉宥さん(4)は「電車がもっと好きになった」と笑顔で話していた。

提供 - 函館新聞社




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