雨なんの 観光の地にぎわう 春の3連休スタート

update 2010/3/21 11:07

 春の3連休が20日、スタートした。冬は大雪だった函館市内は積雪がなくなったものの、あいにくの雨となり、観光スポットでは傘を差したり、足早に歩く観光客が見られた。また、連休に合わせて今季の営業を始めた人気飲食店もあり、待ちわびた市民らでにぎわっていた。

 青空と赤レンガのコントラストを期待した観光客が大勢訪れた西部地区のベイエリア。残念ながら函館山は雲に隠れ、空も灰色だったが、旅行ガイド誌を手に人気の飲食店を回ったり、写真撮影を楽しむ人々が行き交い、函館の観光シーズンの到来を告げていた。

 周辺の駐車場では本州ナンバーの車も見られた。市元町観光駐車場を利用していた静岡の鈴木綾子さん(44)と長女の奈緒美さん(20)親子は「10日間の日程で、北海道、東北の温泉とグルメ、歴史ある街並みを楽しみにきた。天気で移動に影響が出ないことを祈りたい」と話していた。

 函館酪農公社(中野町118)では、3連休に合わせて本社・工場前の直売店「あいす118」が今季の営業をスタート。開店イベントを初めて開催し、22日までの3日間は先着60人に抽選でソフトクリームや焼きチーズ、ドーナツなどをプレゼントする。

 初日の抽選券は午前10時の開店から約30分でなくなる盛況ぶりで、待ちわびた家族連れやグループが、ストーブをたいた暖かい室内でソフトクリームやパフェをほおばった。駒井貞二店長は「ヨーグルトの商品を充実させました」と来店を呼び掛ける。

 高松町の主婦、大坂美佳さん(28)はこの日に合わせて、長男の泰海君(6)と長女の咲来ちゃん(4)と来店。「家に近いので毎月来ています。ことしもみんなで通います」と話し、シェイクなどを味わっていた。



 函館海洋気象台によると、21日の道南は発達しながら近づく低気圧の影響で大荒れの天気となる見込み。暴風や突風、高波、低い土地の浸水などに注意を呼びかけている。

提供 - 函館新聞社




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