思い出と希望を胸に…公立小で卒業式

update 2010/3/19 14:12

 公立小学校の卒業式が18日、渡島管内の86校で行われた。家族に見守られ、多くの子どもたちが卒業証書を受け取り、6年間通い慣れた校舎に別れを告げた。

 函館中央小学校(外館守校長)では37回生となる6年生70人が学びやを巣立った。卒業証書を渡した外館校長は「目の輝きや堂々とした態度に希望と決意を感じ、6年間の教育の成果が表れている。優しさを失わず、一歩ずつ前進してほしい」と式辞を述べた。

 別れの言葉として在校生が「伝統を受け継ぎ、ますます楽しい学校にしたい」と声を合わせ、「この星に生まれて」を熱唱。6年生が「中央小のことは忘れられない。未来を信じて進みたい」と述べ、「旅立ちの日に」を歌い上げた。

 会場には保護者ら多くの家族が駆け付け、わが子の晴れ舞台をビデオカメラに収めていた。式後、卒業生は教室に戻り、担任教諭や友達と別れを惜しんだり、卒業証書を家族に見せるなどしていた。

 6年生の岡田志友良君(12)は「卒業はうれしいけど別れが寂しい。中学校では勉強と部活を頑張りたい」と話していた。

 渡島、桧山両管内の小学6年生は合計で約4000人。桧山管内では19日に27校が卒業式を行う。

提供 - 函館新聞社




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