ならし保育はじまる 認定こども園函館市つつじ保育園

update 2010/3/18 09:29

 2010年度に大澗保育園(恵山地区)とのばら保育園(椴法華地区)が統合してできる「認定こども園函館市つつじ保育園」(日ノ浜町)の施設が完成し、17日に両園児が一緒に過ごす「ならし保育」が始まった。子どもたちは新しい施設の完成を喜び、元気いっぱいに活動していた。

 両園はそれぞれ老朽化が進んだことから、新築に合わせて統合した。保育園と幼稚園の機能を兼ね備える認定こども園としては、民間を含め市内で3施設目だが、保育園がメーンの「保育所型」としては市内初。新年度の利用は、17日現在で保育は定員45人に対し43人、幼稚は同15人に対し23人が申し込んだ。全員を受け入れるという。

 場所は恵山支所に近い両園のほぼ中間。園庭を広く取り、市立の保育園としては最大の敷地面積(約4475平方メートル)を誇る。建物は鉄筋造り平屋で、広さ約629平方メートル。建物内には、これまで大澗保育園にあった子育てサロンを併設する。

 統合に合わせて昨年5月から15回、双方を訪れるなど交流を重ねた。のばらの田中敏美園長は「何度も一緒に活動しているので子どもの間に抵抗はない。いつも通りです」と言い、3歳児は「建物がきれい」や「トイレが良い」などと喜んでいた。新年度は4月8日に対面式を予定する。

提供 - 函館新聞社




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