稜北高の青山さん英検準1級合格
update 2010/3/15 10:11
函館稜北高(竹内和男校長)2年の青山勝俊君(17)が、1月に行われた本年度の第3回実用英語技能検定(英検)で準1級に合格した。同校在学生が準1級に合格したのは初めて。高校生での合格率は10%前後という難関突破に青山君は「苦手だったヒアリングも、先生たちの協力によって克服することができた。将来は英語を生かした道に進みたい」と話している。
同校では数年前から生徒の英語力アップを目指し、英検資格取得に力を入れており、試験直前には昼休みを利用した補習授業などを取り入れている。この結果、2007年度の合格者は2級2人、準2級67人、08年度は2級4人、準2級86人、09年度は準1級1人、2級7人、準2級107人と着実に成果が表れている。
今回準1級に合格した青山さんは、高校入学後に初めて英検に挑戦。当初は「みんなが受けるので自分も受けてみた」という軽い気持ちだったが、1年時には全3回行われる試験で、1回目に3級、2回目に準2級、3回目で2級を次々と合格するなど英語の実力が開花。しかし2年時には準1級のヒアリングにつまずき2回連続で不合格。本年度最後となる3回目で必ず合格したいと意欲を見せ、担任で英語教諭の高橋和哉さんや、カナダ出身の英語指導助手らからアドバイスを受け、冬休み期間は毎日3時間の自主勉強を行うなどして実力を磨き、見事に結果を出した。
国公立大学への進学を希望するため、英検の最高峰となる1級への挑戦はひとまず中断し、新年度は受験勉強に集中する。「将来は英語を生かした仕事を目指したい。そのためにも今回の合格を自信にしてさらに英語のレベルアップを図りたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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