市街地に親子の“遊び場” インドア・プレイスペース事業

update 2010/3/14 12:18

 函館市は新年度から、中心市街地活性化に向けた「インドア・プレイスペース事業」を実施する。JR函館駅前・大門地区の空き店舗を活用し、親子が集える“遊び場”を提供するのが狙い。公募を通じて民間に事業を委託し、早ければ7月からスタートする方針だ。

 市は、道が創設したふるさと雇用再生特別基金を活用し、本年度から「函館スイーツ」のアンテナショップ事業や、小さなレンタルボックスを貸し出し手工芸品の展示や物品販売を行う「レンタル箱だてショップ事業」といった中心市街地の活性化策を行っている。「インドア―」も同基金を全額活用し、事業費として3850万円を新年度予算案に計上している。

 駅前・大門地区の空き店舗やビルの空きスペースを活用し、屋内で親子が遊べる施設を整備。施設の一角には市内の保育園、幼稚園のほか、子育てサークルなどに関するパンフレットなどを集め、訪れた母親の情報収集に活用してもらう意向だ。

 市商業振興課は「遊び場を提供しながら街なかを歩くことで中心市街地の魅力を知ってもらい、にぎわいの創出に結び付けたい。母親らが集って子育てについて話し合い、交流できる場所になれば」と話す。

 事業者の選定はプロポーザル(提案)方式で行い、市議会が予算案を議決した後、4月早々にホームページなどを通じて公募を開始、7月からのオープンを目指す。市が直接雇用はできないため、委託業者に8人の雇用を確保してもらう。事業は2年間で、同課は「終了後も民間に継続してもらえれば」としている。

提供 - 函館新聞社




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