わくわく新生活 家具、家電量販店で商戦
update 2010/3/12 12:18
進学や就職での引っ越しシーズンを迎え、4月から1人暮らしを始める新入生、新社会人をターゲットにした商戦が、函館市・近郊の家具店や家電量販店などで始まっている。専門コーナーでの割安感を出したセット販売や、部屋のコーディネートを提案するなど、客の取り込みに力を入れている。
家電量販店大手の「ケーズデンキ函館本店」(函館市美原)では、新生活向けの家電を並べたコーナーを1月末から設置し、セット販売で割安感をアピール。単身者向きの冷蔵庫や洗濯機のセットを基本とする6―9点セット(4万円台から)、テレビとブルーレイ(またはDVD)レコーダーを含む5種類のセット(6万円台から)も用意。同店は「最近は電子辞書や、蒸気で肌を潤す美容家電も人気で、ついでに購入する人が増えている」と話す。
家具販売大手の「ニトリ スーパーセンタートライアル店」(北斗市七重浜)では2月から、1人暮らしの部屋をイメージしたディスプレーを展示。不況の影響で消費者の低価格志向は強く、安くて丈夫な2万円以内のパイプベッドや6990円の寝具セットが人気という。「来店時に住む部屋の窓の大きさや間取り、玄関の広さなどを測っておくと便利です」と同店。
大型ディスカウント店のMEGAドン・キホーテ(函館市美原)は若者向けの安価な品ぞろえで、1個1000円前後のプラスチック製の収納用品や、2000―3000円台の折りたたみ式テーブルが売れ筋。スタンドミラーやテーブル、キッチン用品などは若い女性に人気のピンク色など、カラフルな色づかいの商品もそろう。お得な家電セット、包丁やハサミなどのキッチン用品のセット販売も展開する。
家庭雑貨店のオレンジハウス函館テーオー店(梁川町)では、女性向けのかわいらしいデザインや色使いの食器、調理道具など生活用品をそろえる。傘と靴を収納できるシューズラックや、インテリアにもなりそうなチューリップ型のごみ箱なども薦める。生活用品は引っ越し後にそろえる傾向があり、ピークは3月末から4月ごろとみている。
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