北斗市 一般会計60億9592万円 暫定予算発表

update 2010/3/12 12:18

【北斗】北斗市は11日、2010年度の予算案を発表した。10年度当初の予算案は高谷寿峰市長が5日に就任したばかりのため、4月から6月までの最小限の経費を盛り込んだ暫定予算として編成。一般会計の歳出総額は60億9592万円で、国保事業など7事業と水道事業の各会計を合わせた歳出総額は87億5539万円とした。18日に開会する第1回市議会定例会に提案する。

 一般会計の歳入総額は49億8509万円で、3カ月間で収入が見込まれるものを計上した。土木費など年間契約で予算化する事業を計上したため歳入歳出に差額が生じた。

 歳出の主なものは北海道新幹線の工事に関係する社会資本整備交付金事業で行う市渡第2号線の整備に6億2513万円、地方特定道路整備事業で実施する八軒家通線、稲里第24号線などの整備に10億4020万円。国の制度で新年度が始まる子ども手当ての支給は5月までの2カ月分を計上し、1億9468万円を見込んだ。 

 高校卒業者5人を臨時職員で採用する市の雇用対策事業は3カ月分の賃金を計上し255万とした。

 歳入の主なものは市税6億8129万円、地方交付税29億8200万円。

 高谷市長の政策を反映させた本格予算は5月に開会予定の第2回定例会前に編成し、提案する。

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