住宅版エコポイント、新改築の特需取り込め テーオー展示即売会
update 2010/3/10 11:57
最新の住宅設備を紹介するテーオー小笠原木材事業部函館本店主催の「創業60周年記念展示即売会」が9日、函館総合卸センター流通ホール(函館市西桔梗町)で開かれた。省エネ住宅の普及を目指す「住宅版エコポイント制度」のスタートで市民や施工業者らの関心は高く、関連メーカーも特需の取り込みに躍起だった。
例年、雪解けに伴い住宅工事が本格化するこの時期に開催。同社の取引先の住宅設備・建築資材メーカーなど36社が出展し、担当者が会場内に設けられたブースで売れ筋や新製品の見本を示し、商品の特徴などを熱心に売り込んでいた。
この日だけ新築やリフォームを検討する市民や工務店の関係者ら約350人が来場。8日から省エネ効果の高い住宅の新築やリフォームに最大30万円分のポイントがもらえる「住宅版エコポイント」の申請受け付けが始まったことで、出展メーカーは対象の二重窓の設置や天井の断熱改修などのPRに力を入れていた。
このほか、環境への関心の高まりを背景に節水タイプの水回り製品なども人気だった。出展したサッシメーカーのYKKAP函館支店は「カタログの減り方がこれまでにないペース。エコポイントに関する相談も20件以上あり、特にリフォーム需要には追い風になっている」と手応えを感じていた。
提供 - 函館新聞社
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