南茅部 毛ツブ水揚げ

update 2010/3/9 12:06

 外殻に産毛のような毛がつく貝「ケツブ」が、函館市南茅部地区で水揚げされている。刺し身や焼き物、おでん、煮物と調理方法は豊富。風味豊かなだしにコリコリとした食感がうまい。「浜ではみんなが知っている貝だ」と漁師は紹介する。

 南かやべ漁協では約40隻がケツブ漁を行なう。噴火湾で1日解禁のエビかご漁に合わせて始まった。約1時間かけて沖合へ向かい、水深200〜300メートルほどに、イワシやサンマなどの餌を入れたかごを仕掛ける。

 夜中に出漁し、早朝にかごを引き上げ、船上でツブやエビを仕分け、正午前には漁港へ戻る。「寝る時間も惜しんで沖に出ている。漁師の仕事は本当にゆるぐないよ(とてもきつい)」(漁協幹部)。

 初出荷の4日は約1トンを水揚げ。浜値は1`あたり67円。同漁協によると「値段も量も平年と同じ。本格的な漁はこれから」。身の一部につく脂分を取って食べると一層おいしいという。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです