恵山でギンナンソウ漁最盛期 地元では「ミミ」の愛称

update 2010/3/7 09:50

 函館市恵山町の海岸で、ギンナンソウ(銀杏藻)の採取が盛んに行われている。防寒具に身を包んだ漁師が、岩にびっしりつく海藻をむしり、「とってから出荷するまでの下準備が大変」と出荷作業に追われている。

 ギンナンソウは茶褐色の海藻。湯通しすると、独特のとろみと磯の香りに加え、こりこりした食感が楽しめる。厳冬期の磯場の波打ち際だけに姿を見せ、地元では「ミミ」の愛称で親しまれている。

 JFえさん山背泊(やませどまり)支所では1月上旬から漁を開始した。

 採取後に茎部分を丁寧に外し、葉っぱ状の柔らかな部分だけにする。この作業に相当の時間を要するという。

 浜値は1月下旬、1キロ2000円と近年まれに見る高値をつけた。同支所によると「出荷量が極端に少なかったので、いい値段がついた。2月以降は1キロ800円から900円で落ち着いている」という。

提供 - 函館新聞社




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