渡島支庁新年度独自事業

update 2010/3/7 09:50

 渡島支庁は、2010年度の地域政策推進事業(支庁独自事業)を発表した。6事業の予算総額は前年度比90万円増の951万4000円。新規事業は2件で、縄文文化の魅力周知と管内の主要産業であるコンブ養殖の就業者への各種支援策を実施する。食と観光・文化を結びつける新幹線時代に対応した広域観光PRなども継続する。

 「縄文文化・地域の魅力再発見事業」(98万9000円)は、体験ツアーや関連イベントの実施で地域資源の活用を図る。縄文遺跡は世界遺産の登録実現を目指し、地域一丸で機運の向上を図る。

 「コンブ養殖業新規就業者支援モデル事業」(38万8000円)は、漁場整備や体験研修、就業フェアなどを実施。漁協や市との連携で担い手確保に努める。

 継続事業では「新幹線時代に向けた『道南の魅力』新発見・再発見促進事業」(385万9000円)。首都圏での観光見本市や物産展への出展などで、広域観光ルートのプローモーション活動に力を注ぐ。

 「道南食のブランドづくり事業」(227万1000円)は生産現場見学会や試食会などを開催。食品バイヤーや流通関係者、生産者や加工業者らと意見交換し、品質向上、販路拡大を狙う。

 寺山朗支庁長は「支庁の独自事業とともに、人材や施設などの活用で予算を伴わない赤レンガチャレンジ事業との組み合わせで地域を盛り上げたい」と話している。

提供 - 函館新聞社




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