プリマベーラ函館FC 4月に韓国高陽(コヤン市)訪問へ

update 2010/3/7 09:49

 サッカークラブユースのプリマベーラ函館FCが4月に、函館市と姉妹都市提携案が進む韓国・高陽(コヤン)市に遠征し、地元のクラブチームと交流試合を行う。2年前に世界星形城郭サミット参加国を通じて縁の深いオランダのヘレヴーツリュイス市へ遠征した実績があり、姉妹都市提携に向けて函館市から要請を受けた同FCが承諾した。新八吉監督は「サッカーは交流の歴史。勝ち負けにこだわらず、他国の選手との交流を肌で感じたい。函館市と高陽市との友好の懸け橋になれれば」と話している。

 在日大韓民国民団函館支部と大韓航空の支援もあり、昨年12月に遠征が決まった。出発は4月1日で同4日に帰国する。滞在期間中は高陽市役所の表敬訪問や、現地クラブチームの同年代の選手と2試合を行う予定だ。チームとしては選手14人、スタッフ5人が現地に向かうという。新監督は「民団函館支部と大韓航空の関係者にすごく感謝している。一生に一度のことだと思っているが、2年前にオランダに行った経験があるので不安はない」と話す。

 プリマベーラ函館FCは、1997年に地区では先駆けとなるクラブチームを設立。道南地区の中学生が集まり、2003年には全国大会を経験するなどの実績がある。04年には小学生を対象にしたU―12チームも立ち上げ、小、中学一環の育成を目指し、市内のグラウンドや体育館で練習に励んでいる。

 2年前のオランダ遠征を経験した村田龍之介(本通中2年)は「楽しみにしている。オランダで試合をしたときは勝ったけど、同じ中学生とは思えないほどの体格差があった。今回も参加できてうれしいし、少しでもいい経験をしたいので、思い切りプレーする」と意気込む。チームをまとめている伊藤脩人主将(光成中2年)も「函館市の代表としての自覚を持ち、礼儀を尽くすように心がけたい。試合をすごく楽しみにしている。しっかりとパスをつないで、得点を取れるように頑張りたい」と意欲的だ。

提供 - 函館新聞社




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