迫力のパドックシアター…函館競馬場プレオープン
update 2010/2/28 16:00
スタンドの全面改築工事が進められている日本中央競馬会(JRA)の函館競馬場(函館市駒場町12)は27日、すでに完成している2階部分などをプレオープンした。午前中から競馬ファンや家族連れなどが大勢来場し、大型モニターが設置された「パドックシアター」などで、ゆったりとレースを楽しんでいた。
プレオープンしたのは、パドックの周りに約600の観客席と650インチの大型スクリーンを設置した「パドックシアター」、4店舗が入った「フードコート」、子どもたちが遊ぶことのできる「キッズコーナー」など。
JRAでは初の試みとなるパドックシアターには一般用シートに加え、車いす利用者シート、畳席、65歳以上が利用できるシニアシートなどを設置。同競馬場によると「函館での競馬開催は年間8週のみなので、それ以外はこのパドックシアターで楽しんでもらいたい」と期待する。
また「雲の広場」と名づけられた2階通路部分は、内装に木目調やレンガを多用するとともに、高い天井からは自然光を取り入れる仕様で、函館ならではのリゾート地の開放感あふれる競馬場をイメージしている。
訪れた市内桔梗の高城サチ子さん(75)は「リニューアルした競馬場に興味があって足を運んだが、想像以上にきれいでびっくりした。一日中のんびりとした時間を過ごすことができそうなのでこれからも遊びに来たい」と喜んでいた。
同競馬場の新スタンドグランドオープンは6月19日を予定。屋外のライブシートやターフシート、花道部分も一新される。
提供 - 函館新聞社
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