骨格で一般会計87億円…七飯町予算案 新幹線関連を計上

update 2010/2/27 13:50

 【七飯】七飯町は26日、2010年度予算案を発表した。3月21日投開票の町長選挙が控えているため、町政運営の基本となる経費を中心とした「骨格予算」で編成した。3月3日開会予定の第1回町議会定例会に提案する。

 一般会計の総額は87億9000万円で、本年度当初比で2.2%増。新年度から始まる子ども手当の支給や北海道新幹線の関連工事が計上されたことが増額の要因。国保や介護保険など6特別会計事業を加えた総額は150億5670万円で、同1%増。

 一般会計の歳入は町税が同0.4%増の25億5834万円、地方交付税が同2.2%増の28億5000万円を見込んだ。財源不足を補うため基金から2億3254万円を切り崩す。

 歳出は民生費が同21.4%増の26億5736万円で全体の30%を占め一番多く、次いで全体の14%占める土木費が同0.2%増の12億9706万円。公債費(借金返済)は同9.9%減の11億5301万円で全体の13%。

 主な事業は町が受託し進めている本町16号線(町道)地盤改良橋りょう工事や鶴野2号線(同)改良舗装工事にそれぞれ3億7300万円、1億円を計上。今年1月に中学生まで拡大した子ども医療費の無料化にかかわる関連経費に1億8341万円、国の財源で新年度から支給する子ども手当の支給額を3億6398万円とした。

 新町長就任後、政策経費を盛り込んだ補正予算案を編成し、町議会の6月定例会に提案する。

提供 - 函館新聞社




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