がごめ昆布入りチーズプリン登場…あすから販売
update 2010/2/26 09:39
函館市末広町5の洋菓子店「パティスリー・ドゥ・ランコントゥル函館なんぶ坂」(羽二生季之社長)は、南茅部産のガゴメコンブを使った新商品「がごめ昆布入りチーズプリン」を27日から、販売する。南かやべ漁協が原材料のガゴメコンブを提供する形で協力。羽二生社長は「函館の特産物のガゴメコンブを知ってもらうきっかけになれば」と話している。
健康に良いガゴメを自然に体に取り入れられる、おいしいスイーツを作ろうと、開発に取り組み、構想から1年で商品化にこぎつけた。「ガゴメプリンは日本初の試みでは」と羽二生社長。
同店のパティシエ、金沢良彦店長がガゴメ独特の強い粘りに苦戦しながらも試行錯誤を重ね、独自の製造方法を編み出した。「ガゴメの性質を理解した上でそれを生かし、滑らかな食感のプリンに仕上がった」と金沢店長は自信を見せる。
プリンにはクリームチーズを使い、レアチーズケーキのような味でとろけるような舌触り。子供から高齢者まで食べやすく仕上げた。ほのかな薄緑色のガゴメの繊維が含まれるが、コンブ味は強調せず、後味でかすかに風味が感じられる。1個380円(90t入り)。
同漁協直販加工センターの大坂寛主任は「プリンを食べてもらい、コンブに興味を持ってもらえたら」と期待。羽二生社長は「函館をアピールしつつ、全国の人にも食べてもらえるようにしたい」と全国販売にも意欲を見せる。3月には仙台市の物産展でお披露目する。問い合わせは同店TEL0138-26-3288。
提供 - 函館新聞社
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