函館市病院局が新年度函病に総合相談室を新設
update 2010/2/24 13:09
函館市病院局は新年度、患者の相談や苦情を1カ所で受け付ける「総合相談室」(仮称)を市立函館病院内に新設する。院内や患者からの要望を受けた対策で、サービス向上が目的。年度内の開設を目指して4月から、設置準備のための職員配置に変更する。
同局が22日、事務事業や組織機構、職員数の見直し案を、市立函館病院労働組合に説明して明らかにした。同労組には、3月上旬までの回答を求めた。
同院ではこれまで、相談事や苦情などを専門に取り扱う部所はなく、患者がさまざまな窓口に持ち込み、場合によっては担当者間をたらい回しにされることもあったという。4月には同室設置準備に向け、担当の参事(課長職)1人を配置。分野ごとの担当者把握をはじめ、手法などを検討する。開設時期は未定。
提案ではこのほか、診療情報の担当(3人)を別の課に移し、医療連携課の職員を1人減らす。看護師は、入院患者を増加させる目標に合わせて定員を80人増加するが、10年度は30人程度の増にとどまる見込み。
提供 - 函館新聞社
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