サーカス実現へ提言 「創る会」初フォーラム
update 2010/2/23 12:37
函館にサーカス団を設立し、経済・文化面で盛り上げようと願う「函館市民さあかすを創る会」(高橋順一代表)の初フォーラム「夢をかたちに」が22日、函館市青年センター(千代台町)で開かれた。高橋代表(83)に加え、大学教授ら5人のパネリストが、構想実現に向け様々な提言を行なった。
パネリストは高橋代表、公立はこだて未来大学の鈴木克也教授、ラジオFMいるかパーソナリティーの山形敦子さん、市内のリード不動産佐々木俊克社長、市立函館高校の坂井淳教諭。このほか、活動に興味を持つ一般市民約20人も参加した。
観光やまちづくりなどが専門分野の鈴木教授は「夢というよりすぐ実現できる話。課題は金銭面だけ。多額の資金を費やすのではなく、出来る範囲で行なっていくのも一つの手」と述べ、「趣旨が素晴らしいだけに、何とか実現させたい。今が正念場。プロジェクトを立ち上げ、実際に行動できる人材を仲間に加えることが必要」と力説した。
山形さんは「次の段階につながるサポートや戦略が必要」、佐々木社長は「壮大な夢の実現に力を注ぎたい。古里を大切に思う高橋さんの情熱に共感する」、坂井教諭も「子どもたちが古里を見つめ直すいい機会にもなるはず」と前向きな意見が相次いだ。
高橋代表は「わたしは本気でサーカスをつくりたいと思っている。『サーカスはいい加減で怪しい』と思われがちだが、その通りで結構。そこに笑いという幸せがある」と結んだ。
提供 - 函館新聞社
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