多彩な鍋 体ぽかぽか…江差なべまつり開幕
update 2010/2/21 19:10
【江差】冬の江差を彩る一大イベント「第10回 冬 江差 美味百彩(びみひゃくさい)なべまつり」(主催・江差観光コンベンション協会)が20日夕、江差町本町の旧生涯学習センターで開幕した。厳しい冷え込みが続く中、屋内の会場では1500人を超える来場者があつあつの鍋料理に舌鼓を打っていた。
会場のブースには、町内をはじめ上ノ国町、乙部町、松前町などから参加した、飲食店や漁協など28団体による、和・洋・中の鍋料理約40種類が勢ぞろい。道南伝統のクジラ汁、ゴッコ汁、三平汁など、新鮮な海や山の幸を生かした鍋料理を、函館からのツアー客をはじめ大勢の来場者が何杯も食べ比べしていた。
今回は留萌土現や留萌支庁職員でつくる「萌留(もえる)B級グルメ研究会」(郷康則代表)と、地元の郷土料理研究会「おいしんぼクラブ」(佐藤信子代表)も留萌市から駆け付け、トマトを使ったスープで新鮮なエビを味付けした「るもい萌え鍋」や「オロロンカレー」と名付けたシーフードカレーを出品している。
同協会の打越東亜夫会長は「今回で10回目を数えるなべまつりは、冬の桧山を代表する食のイベントとして定着した。今後も桧山の優れた農水産物の地産地消の拡大に向けて継続したい。21日も大勢のお客さまに心ゆくまで多彩な鍋料理を味わってほしい」と話している。
入場無料。21日は午前11時から午後2時。鍋料理は全品1杯300円。鍋料理1杯につき豪華景品が当たる抽選会のほか、ゲーム大会、民謡ショー、町内の山の上商盛会(三国幸吉会長)によるもちつきやお汁粉の無料サービスも。会場には無料駐車場を用意している。問い合わせは協会事務局TEL0139・52・4815へ。
提供 - 函館新聞社
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