椴法華マダコ漁 これから最盛期へ
update 2010/2/18 14:27
函館市椴法華地区でマダコが水揚げされている。近年は、海外からの輸入物に押されて値段は下火だが、「新鮮さと味には自信がある。前浜でとれたタコをいっぱい食べてほしい」と漁業者は意気込んでいる。
同地区の漁師が所属するJFえさん椴法華支所では、16軒がマダコ漁を届け、2月はそのうち5軒が出漁している。
「いさり漁」と呼ばれる漁法で、ガラス玉にきらきら光る赤と銀色のテープと針がつく。これにタコが絡み付く。光物を好むタコの習性を利用した漁法だ。
水揚げは多い日で500キロ超、平均200キロ前後と順調だが、浜値は例年の半分という。17日現在、活ダコ1キロ350円で「値が張らず頭が痛い。アフリカ産のが入ってきて、円高の影響もある」(同支所)。
早朝に出漁し正午すぎには帰港する中村光一さん(75)は「さっと湯通しして刺し身で食べるのが一番。寒さをしのげる栄養もつく。本当にうまいよ」。漁は5月にかけて最盛期を迎える。
提供 - 函館新聞社
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