浜のかあさん料理コンテスト 砂原漁協女性部の一品が最優秀賞に輝く
update 2010/2/18 14:26
渡島管内の漁協女性部が味を競う第3回「浜のかあさん料理コンテスト」が17日、函館市内の函館国際ホテルで開かれた。コンブやイカ、ホタテなどを使った創作料理が並び、浜の主婦ならではの料理を披露。審査の結果、砂原漁協女性部(石栗節子部長)の「ホタテの昆布巾着(きんちゃく)」が最優秀賞に輝いた。
渡島支庁水産課と渡島地区漁協女性部連絡協議会の共催で、9漁協から10団体が参加した。レシピは学校給食やホテルメニューへの導入、商品化などの参考となる。
「ホタテの昆布巾着」は、稚貝をコンブで包み、しょうゆで煮込んだ。間引きした養殖コンブのとろけるような柔らかさにホタテのうまみが加わり、高い評価を得た。このほか「タコの飯寿し」(松前さくら)、「ドンコの磯辺フライ」(戸井)、「ホタテdeドーナッツ」(八雲落部)などもアイデアいっぱい。
審査員は12人。函館調理師養成専門学校の能戸秀康校長を審査員長に、「若い世代の意見も聞きたい」と函館水産高校の男子生徒4人も務めた。味と盛り付け、地域性などを審査項目にした。審査会とは別に、えさん漁協女性部は「ゴッコ汁」を用意し、大鍋で会場を盛り上げた。
砂原女性部の石栗部長(70)と味付け担当の吉田万紀子さん(59)は「最優秀賞をもらえてうれしい。仲間と頑張った結果で、地元に帰ったらみんなに報告したい」と声を弾ませていた。近日、渡島支庁のホームページにレシピが載る。
優秀賞は次の通り。
▽マダラの「道南サツマアゲ」(函館宇賀)▽炊き込みご飯「ホタテ巻いちゃいました」(八雲)▽タマネギ、ピーマンなどの酢和え「ホッキのマリネ」(長万部)
提供 - 函館新聞社
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